嘉之介蒸溜所を見学した足で津貫蒸溜所まで行ってみました。
行きはバスで一本。
蒸溜所がバス停の目の前でした。
まずは受付で案内を受けます。
駒ヶ岳蒸溜所と同様に自由見学でした。
最初は旧蒸留棟から。
なぜかここだけ漢字の表記が蒸溜ではなく、蒸留でした。
中に入ると昔の連続式蒸留機が展示されています。
見上げると天井がガラス張りになっており、
上の方まで見えるのは圧巻でした。
蒸留棟の断面図。
7階まであるようです。
その他にも多くのパネルが展示されており、
読み込んでいると軽く1時間くらいかかりました。
隣の棟に移動して、製造の過程を見学しました。
入り口すぐに岩井さんのパネル。
どうしても創業者の本坊さんより注目してしまいます。
駒ヶ岳蒸溜所とよく似たパネル。
パネルの順に見学しました。
最初は原料の搬入口。
おそらく輸入麦芽を使用している様子でした。
続いて仕込み。
見える限りでは金属製のタンクで仕込みを行っている様子。
次が発酵の工程。
こちらも金属製のタンクを用いている様子。
そして、ポットスチル。
駒ヶ岳蒸溜所と同様に2機のポットスチルがありました。
どちらも似た形で、アームは下がり勾配でした。
最後は貯蔵庫も見学できました。
石造りの倉で、扉も重厚でした。
入るとそこまで香りが強いわけではありませんでしたが、たくさんの樽が保管されていました。
1番奥まで進むと、
熟成についての展示がありました。
見学を終えて、本坊家旧邸の寶常(ほうじょう)へ。
こちらではお土産とテイスティングができるようになっていました。
1人3杯までテイスティングが出来ました。
津貫2023エディション
の3種をいただきました。
敷地内は大きな日本庭園になっており、
外に出ることもできました。
とても居心地のよい、和風なテイスティングルームでした。
ここまでで散財しすぎたので、
お土産は蒸溜所のテイスティンググラスだけ買いました。
帰りはとても大変で、
4月からのダイヤ改訂によりバスが減便。
時間帯にもよりますが、昼過ぎの見学だとタクシーしか選択肢がありませんでした。
私は最寄りのバスターミナルがある加世田まで2時間ほど歩きました。
まだ暑くはなかったのですが、本当にお勧めしません。
無事市内に戻り夕食。
個人的な鹿児島名物第一位は鹿児島王将の天津飯です。
この旅で2度食べましたが、
名残惜しいので追加でテイクアウトして、
翌日の朝食に3度目の天津飯を食べました。
あとは人気のラーメン小金太さん。
外国の方も並んでいました。
嘉之介蒸溜所から津貫蒸溜所とそれなりにハードでしたが行けて良かったです!
現地での購入はできませんが、とても風情のあるところでした。